鳥専門外来

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診療可能な鳥の種類

 

鳥類は、標準体重が100g以下の鳥種が診療対象となります。記載のない種類については、事前にお問い合わせください。

 

オウム・インコ類

セキセイインコ、オカメインコ・アキクサインコ、ボタンインコ、コザクラインコ、コガネメキシコインコ、ウロコメキシコインコ、サザナミインコ、ウロコインコ、マメルリハ、ビセイインコ

フィンチ類

文鳥、コキンチョウ、キンカチョウ、カナリア、ジュウシマツ、テリムク

家きん・水禽

ウズラ、ヒメウズラ

 


鳥の体について


鳥の診療

鳥の診療に用いられる検査

 
 鳥の診療において、検査をしないで治療が行われることはありません。
 来院されたトリさんの状態を把握し、最適な治療をするためには、様々な検査による診断が欠かせません。
 体に負担がないように、診断に必要な最低限の検査を行うことが大切だと考えています。ご家族の要望をお伺いした上で、いくつかの検査方法から選択して頂くようにしています。
 

①身体検査 

 食事内容、飼育環境の確認、体重、キールスコア(栄養状態)、心拍、呼吸数、羽毛、羽軸、体表、皮膚、ろう膜、嘴、爪、外鼻孔、後鼻孔、目、鼓膜、尾脂腺、総排泄孔

視診、聴診、触診により上記の状態を確認します。

②糞便検査 

 便の形状と色、尿酸の形状と色、尿の量と色、細菌、真菌、内部寄生虫、染色検査(スダン、ルゴール、ニューメチレンブルー)

糞便検査は、その時の鳥さんの状態が反映される重要な検査です。便と尿酸、量の3つの状態を見ることが重要です。いつもと違うと感じたら、スマホで糞便の撮影をお願いします。

③そ嚢検査

 真菌、細菌、寄生虫、上部気道炎の影響変化、消化液の逆流の影響変化、発情による影響変化

 金属カニューレをそ嚢まで挿入し、そのう液を採取し、顕微鏡で調べます。必要により染色検査を行います。

④X線検査(レントゲン検査) 

 骨格の状態だけでなく、体腔内の臓器の状態、位置、大きさ、形を確認することが出来る検査です。その他の検査と総合的に判断することにより、確定診断を行うことが出来る検査です。

 下部呼吸器疾患や重度の肝機能障害等による呼吸困難の状態を除けば、体の負担は少なく短時間で行える検査です。

⑤血液検査

 生化学検査、血球計算、血液塗抹検査

 客観的に、トリさんの様々な状態を知ることができますが、採血量が限られるため、頻繁には行われる検査ではありません。

⑥超音波検査

 腹腔内臓器、運動器

 X線検査で確認できない生殖器や腸管および総排泄腔の状態、骨、関節や筋肉、神経などの運動器の状態を検査します。体に優しい検査です。

⑦感染症検査 

 鼻汁、糞、血液

 感染症(細菌、真菌、ウイルスなど)の可能性がある場合します。

 院内検査では、グラム染色、ギムザ染色、ニューメチレンブルー染色など

 外注検査では、細菌や真菌培養、感受性試験(効果がある薬剤の選択や確認をする検査)、遺伝子検査(PCR検査)により、クラミジア、PBFD、アスペルギルス、マイコプラズマ、抗酸菌などの感染症の検査を行います。

⑧尿検査 

 糖、蛋白、ヘモグロビン(出血)

 あまり行わない検査ですが、鑑別診断に必要な場合に行います。


鳥の健康診断

大切な小さな家族の健康維持をサポートします

 
 小鳥さんは、状態が悪くなっても気がつきにくい事も多く、病気の発見が遅れる可能性があります。また、病気になると、栄養状態が急激に悪くなり、病状に対する適切な治療が遅れれば落鳥してしまう場合もあります。
 とても小さい家族である小鳥さんには、健康診断はとても重要です。体調に負担がかからないような飼育方法の提案、早期発見と早期治療に、健康診断をお役立て頂きたいと考えています。
 

健康診断コースの特徴

  • 健康診断コースの料金は、通常の検査料金より、受けやすい料金としています。
  • 約60項目にわたる健康診断チェック表をお渡ししています。チェック評価に応じたアドバイスを添えてお渡ししています。

 

健康診断を受ける目安

  • お迎え直後は、体調も不安定で健康診断を受けるには負担がかかります。お迎え直後に体調が悪い場合は、一般診療としてご来院ください。
  • お迎えからお家での環境に慣れた1週間後以降に、初回の健康診断をお受けください。
  • その後、半年に1回程の間隔で、健康診断を受けていただくのが理想です。
  • 5才以上になりましたら、血液検査が含まれるCコースを受けていただき、病気の早期発見に努めましょう。

 

健康診断コース

Aコース 

①身体検査+②糞便検査+③そ嚢検査                     

Bコース

①身体検査+②糞便検査+③そ嚢検査+④X線検査            

Cコース

①身体検査+②糞便検査+③そ嚢検査+④X線検査+⑤血液検査

検診オプション

検診オプション1

鳥クラミジアPCR検査または、オウム類嘴羽毛病(PBFD)PCR検査     

検診オプション2 

鳥クラミジアPCR検査+オウム類嘴羽毛病(PBFD)PCR検査

検診オプション3

糞便染色検査(スダン染色・ルゴール染色・ニューメチレンブルー染色・ギムザ染色)

その他のオプション検査

  • 各種遺伝子検査(鳥ボルナウイルス、クリプトコッカス、トリポリオ−マウイルス(BFD)、鳥抗酸菌、鳥マイコプラズマ、鳥マクロラブダス)